レスピーギ ローマ三部作
こんにちは 宮司です。
先日はチケットをいただきクラシックを聴きに行って参りました。
佐渡裕×シエナ・ウィンドオーケストラで演目は「レスピーギ ローマ三部作」
金管で聴くのは初めてでしたが、低音が柔らかく高音は柔らかくのびやかで、とても美しい音に溢れた時間を過ごしました。
ローマ三部作といえば、「ローマの松」から始まるところが定石ですが、今回の演奏ではなんと「祭り」から始まり→「噴水」→「松」という順でした。
聴きなれた演目も、順番を変えるだけでまた感じ方が全く異なりますね。
壮大な祭りのあとに聴く噴水は、よりその静けさが際立ち
冷たい水の粒のような冬のシンとした空気を感じ入ることが出来ました。
また、演奏者が客席にいたり扉の向こうから聴こえたりと、空間の奥行きを駆使し音色の幅を操作する工夫もありました。
年末といえば第九ですが、ローマ三部作もまた一年の締め括りに相応しい曲であるなと再認識いたしました。
昨今はアプリの配信サービスでいつでも手軽に好きな曲を持ち運べる時代になりましたが、空気を震わせ目の前で生まれた音に身を包まれるのもよい時間ですね。
レコードもジャケットが美しいものはついつい写真集のような気持ちで購入してしまうのですが、あいにくまだターンテーブルがないので、どんな音が詰まっているのだろうなあと眺めるだけにとどまっております。
もし、音響に詳しい方がいらしたら教えて下さいませ。
それでは、長くなってしまいましたがお読みいただきありがとうございます。
貴方にお会いできること、楽しみにしております。
宮司