三色団子

桃李菜奈子です。
桜が開花しましたね。コロナも落ち着いてきたこともあり、
久々に活気のあるお花見シーズンを迎えることができて嬉しいです。

時間を見つけてお花見巡りしたいと思う今日このごろですが、
ふとお花見の歴史が気になったので調べてみました(°▽°)


日本で花を観賞する行事が生まれたのは奈良時代だと言われ、
中国から日本に伝わったという説が有力です。
ただし当時は現代のように桜を見るのではなく、
梅を鑑賞するのが主流でした。

貴族たちの間では庭に梅を植えるのが定番だったと言われています。

貴族の行事だったお花見は、鎌倉時代になると武士にも広まっていきました。
中でも歴史に残る盛大なお花見が、豊臣秀吉により行われたもの。
徳川家康などの有名な武将を総勢5000人招いた「吉野の花見」と、
醍醐(だいご)寺に700本もの桜を植えて行われた「醍醐の花見」です。
庶民もお花見を楽しむようになったのは、さらに後の江戸時代になります。
その立役者とされるのが徳川家光と吉宗で、家光は上野に、
吉宗は隅田河畔や飛鳥山に多くの桜を植えて名所にし、
にぎやかな宴会型のお花見を奨励しました。こうして身近な場所で気軽にお花見ができるようになり、
春の娯楽として広がっていったそうです。

また、「花より団子」と言われるように、お花見といえば花見団子!
とくに、桜色・白・緑色の団子がそれぞれ1個ずつ串にささった
三色団子」が定番です。この3色が使われている理由については諸説ありますが、雪の白で冬の名残を、桜色で春の喜びを、
よもぎの緑で夏の兆しをあらわしているというのが有力だそうです。

由来や歴史を知ると、さらにお花見にワクワクしそうです。
貴方様もお休みのときなど、お花見を楽しんでみてはいかがですか(^ ^)

桃李菜奈子

 

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